いまはもうない懐かしいもの
足摺り水族館 / panpanya
今はもうない懐かしいけれどたしかにそこにあるもの、の世界にひたれます。
あと、絵がかわいいんですよね。
とてもいいと思いました。
これ読んでたら、家人に「それ、エログロ漫画??」と訊かれました。
エログロではないです。( ̄ー ̄)
作者さんによる足摺り水族館の紹介ページ
http://1to7.jp/panpanya.html
panpanya先生のホームページ
http://www.panpanya.com/
ここのphotoのところを見たら、廃墟好きな人だった...
壁紙
今の壁紙はこれです。
https://twitter.com/sayopony/status/332777968508215296/photo/1
いい絵だぁ〜
幸運
それからはスープのことばかり考えて暮らした / 吉田篤弘
ちょっと長いけど引用。
「幸運」というのは気づかぬうちに皆に等しく配給されていて、普通はそれを「幸運」と気づかぬまま、ちびちび使ってしまう。それが正しい「幸運」の使い方で、それをうっかり使いすぎると、バランスが崩れて日々の「幸運」に強弱のムラができてしまう。
たとえば、誰かと待ち合わせをして急いでいるとき、待ち合わせ場所に向かう電車が駅で待つまでもなくすぐにやって来た。これはちょっとした「幸運」ではあるけれど、自分かそこで「ちょっとした幸運」を自覚した分、必ずあとになって「ちょっとした不運」に見舞われることになる。〜中略〜 しかし、それはあくまで「ちょっとした」ことで、気にならない人はバランスの乱れに気づくこともない。
これ読んで目にうろこでした。
感動したので、家人に、「幸運というのは、自覚しないでちびちび使うのがいいんだって。自覚していると、その分、バランスが悪くなったりするんだって。クラフト・エヴィングの人が言ってたよ。」と言ってみた。でも「(゚Д゚)ハァ〜?」って感じであんまり伝わってない感じだった。もっかい書いてみる。
最近
Plateaux of Mirror / Harold Budd & Brian Eno
これを聴いて、深い水の中を、ゆっくりとどこまでも落ちていくような印象を持ちました。ミニマルな、もっと無味乾燥な感じを想像したのだが、すごくエモーショナルというか、揺さぶられる感じがします。夜聴いてるといいです。(M-9だけ、飛ばします。コワイので...)
5年くらい前に買って、いまひとつ入れなかったのだが、今読んだらすごく良かった。登場人物それぞれの、いまひとつぱっとしない感じがたまらなくかっこいいというか、良い感じがします。