みんなのしいたけ.相談室
とにかく優しい。あと、あえて触れない力がすごいと思った。
相談者さんの言っていることで、これはちょっと問題だなあと思うようなところも、あえてそこには触れずに、じゃあ、こうしてみたら? と別のところから促してみて、ほぐしていく、というような。
問題に正面から当たらないほうがいいこともあるというか、こういうやり方もあるよというのを気づかせてくれる本でした。
人の中にしかない自然
展覧会 human nature Dai Fujiwara 人の中にしかない自然 藤原大
行ってきた。
カラーハンティングと言って、自然の色を絵具で写し取るのっていいですね。江ノ電のカラーリングも地元の自然の色から取っていて、とっても周囲となじんでいました。
モンゴルの草原や湘南の海沿いでダイソンで採取したホコリから作ったセーターは、「これはゴミ? それともセーター?」と問いかけてきます。
モンゴルは、動物の落とした毛だけではなく、枯れ草なんかも入っていて、湘南のほうは浮きとかが入っているわけです。
ビデオの中では、自然の循環の中にはゴミはなくて、ゴミと認識するのは人間だと主張していました。
最初は、動物の毛だけ集めて(つまり枯れ草を取り除いて)セーターにすれば、(そして漁網とか浮きとかをなくせば、)そのまま着れるしサスティナブルだと思ったのですが、それこそがゴミをゴミと認識する人間の心の動きだと気づきました。
作品として形になったものだけではなく、それを見た人が、一人一人どう考えるかまでがアートであり作品なんだなあと思いました。
おはようツインテール
さよならポニーテールのスペシャルプロジェクト。全体にさわやかなサウンドで、
世界にチャイムが鳴り響く で、
ああ 言葉でつくろってる
嘘と本音のダンス
というのがいいな。
さよポニを思わせるメロディーがそこかしこにあり、さよポニみがあると思います。
例えば、世界にチャイムが鳴り響くのコーラスのところ*1で、
円盤ゆ~とぴあ Disc III のひとりぼっちのメロディーを連想しました。
星つながりだし。最後にみいなの声が変わるところから、おはツイにつながっている気がしたのだけれど、こういうのって、さよポニ聴いててよかったなあと思ったことでした。
曲として楽しめるのと、背景にあるつながりみたいなものを想像して楽しめるところ。
*1:余命365日のポニーの、恋の余命がのところもそうですね。
大磯・島崎藤村邸にいってきた
駅から線路沿いに歩いて、廃墟みたいな丸い地下道入口の手前の細い道を入ったところにあります。小ぶりで品の良いおうちでした。
大磯は、大隈重信さんの別邸や、旧古河別邸がありまして、おどろくほど簡素で品の良いおうちがあります。大磯は、ある意味都会の雑踏を離れた別天地的な、昔の湘南の原型的なものがありますね。
観光協会のサイト
http://www.oiso-kankou.or.jp/?p=we-page-entry&spot=20446&cat=19117&pageno=3&type=list
この人の藍色がすごい好きなんですよ。知る人ぞ知る人かと思っていたら、平日なのに会場は結構混んでいました。
1984年 -まんがで読破ー
みぃなとルーチ
Long time no sea / みぃなとルーチ
UKっぽいギターロック。かわいらしいサウンドなのかなと聴いているうちに何かが起こってきて、血液が逆流する。あれ自分気が狂ったのかなと思う。ふと気づくと終わっている。雨の日の作業に何度でもリピート。
そんな日でした。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08DST1ZGZ/ref=ntt_mus_dp_dpt_1
(付記)ベースがいい感じで入ってるなあと思ってクレジットを見たら、マウマウ氏参加だった。
配信とかだと、クレジット情報がわからないんだよね。参加ミュージシャンとか、プロデューサとか気になるので、電子フォーマットだとそういうの含んだ形になるといいと思う。ブロックチェーンで、ビットコインみたいに。
言い返す技術
マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術
さくさく読めた。攻撃されたときだけ言い返すようにして、あとはあまりかかわらないほうが良いのかなと思った。
スルーしていると、周りのひとから攻撃される理由のある人だからと思われてしまい、かえってよくないとも。
あと、直接攻撃を受けたときはそれでよいのだけれども、間接攻撃のときはどうすればよいのか知りたいな。
別の人への言葉で、それとなく匂わせて攻撃する的な。直接言われたわけではないので反論しにくいうちに、そういう空気ができてしまう感じの時。