スカイクロラ

1/72 スカイ・クロラ 散香マークB 函南優一機
ちょっと前だけど、映画スカイクロラを見た。終わらない日常から抜けるには、やっぱりボスキャラ(ティーチャー)を倒すしかないし、別に抜けなくてもちょっとした変化を楽しんでもいいし、という映画なのかな。


原作では、ラストで函南が水素を撃つんだけど、映画的にはバッドエンディングなので避けたかったのかな。人と係わることを選んだ場合、一番の係わり合いは相手を殺すことだというテーマもあったんだけど。


繰り返し生き返るっていうのは、東洋的な考え方って気がして(もう終わりにしたいという水素は仏教で)、ラストでいきなりオイディプスの話になって、えーと思っている間に終わった。多分いいかげんみんな大人になろうよっていうのが監督のメッセージなのだろう。たぶん。透明な重爆撃機と、戦争の途中で寄った、ボーリング場のある暗い街が好み。