トミヘブ新作(と少しブリグリ論)

I KILL MY HEART 【初回仕様限定盤】(DVD付)

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M10の Things I can do が好み。RockでPopなんだけど、昔のEP的な完結感というか、ちょっとBLONDIEを思い出したんだけども。
ネットで見るとアルバム全体がブリグリみたいって感想が多いみたいですね。たしかに Los angels とギターの感じとか、詞の直截感も似ているかも。
前作 Heavy starry hevenly の最後 Lucky me で一度サブ人格と別れを告げて、メイン人格に復帰してブリグリ復活したのだけれども、今回は、主人格が、副人格を被っている感じ。ちょっと思ったことを書くね。


これが1st Album前のブリグリの状態とすると、


1st Album時点から、自分をさらけ出して好きな人に心を開いてしまおうというのがテーマになってると思う。


内的世界は自分を守るためのバリアでもあると思う。そこに逃げ込むのをやめたら恋は叶うけれど、それまでの自分を保てなくなるんじゃないかな。というのが Los angels の時点。それで今まで自分の中で考えていたキャラクタは外に出てトミフェブになったという話。


トミフェブのダークサイドがトミヘブに。


副人格に別れを告げて主人格に復帰。ブリグリに。


構造的には主人格なんだけど、外見はトミヘブに。


内的世界が、外から逃げ込むためのガードだったのが、今度は反転して文字通り外側からのガードになった感じがする。変装したほうが自由になるってことあるじゃないですか。個人的にはブリグリ続けて欲しいので、今後も期待しています。


付記:
ちょっとわかりにくかったので、こちらもどうぞ。
ブリグリの話(と、ちょっとエヴァ)