四丁目の夕日

四丁目の夕日 (扶桑社文庫)

四丁目の夕日 (扶桑社文庫)

これは読んでて人ごととは思えなかったですね。生まれ育った地域も近くて。親が元気で学校に行かせてくれたのは、ものすごく幸せだったんだなあと思いました。


・親が事故で亡くなる & 入院 → 生活手段がなくなり進学を断念。
・怪しい筋から借金あり。   → 借金を返済できずに家と工場を失う。
不本意な労働        → 心身を壊す。
・貧乏な生活         → 住居の治安に不安あり。


うーん、こうやって書いていくと身もふたもないですが...。
でも誰でもこうなる可能性あるよね。


ひとつ教訓があるとするとすると、「自分は本来ここにいる人間じゃない」と思っていると、ストレスが倍増するというか、10倍増くらいになると思う。でも現実をすべて受け入れられる人はそれだけでものすごく強い人だよね。難しいな。*1

*1:内容は結構グロなので得意でない人は注意。自分も得意でないです。