妹キャラに癒される

数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)

数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)

数学ガールの2巻目。「全ての行為は命がけの事。なぜなら人生は有限だから。」みたいなことが書いてあって、おおと思いました。電気出身*1なのでオイラー先生にはお世話になってたんですが、そうか- 18世紀の人だったのか。


数学というと、とりつきにくくて高尚なイメージあるんですが、なんだが訳のわからない現象から仮説を立て、検証して(それは机上でも計算機でも実験でも)それをとにかく発表する、それでそれを見たほかの誰かが、さらにそれを元に進めるか、間違いを指摘する、そういう自然科学的な*2アプローチがそのまま通用するというか、実のところそうして進歩してきたというのが、なんだか嬉しかった。


結城先生の本は、10年くらい前にCGIで遊びたくてPerlの本を買ったことがあります。その本には「ホームページに掲示板を作ってやりとりするのは楽しいが、そこで消費されるのは他でもない自分自身の貴重な時間なので注意しましょう」みたいなことが書いてあって、印象に残って覚えています。昔々学校で先生の言っていた雑談のほうを覚えていて、でもそういうのの方が授業の内容より、生きていくうえで必要なことだったなみたいなことを思い出した。
もう一回読んでみよう。

*1:電気の人はjを使うんです。

*2:物理的なという意味。